山岸凉子のホラーの怖さ紐解く特集がダ・ヴィンチで、きたがわ翔&松田奈緒子も寄稿

ダ・ヴィンチ9月号

発売中のダ・ヴィンチ9月号(KADOKAWA)にて、山岸凉子の特集が掲載されている。

山岸の特集は、7月21日に「艮(うしとら)」「ゆうれい談」が、8月10日に「鬼」「汐の声」「白眼子」「わたしの人形は良い人形」が電子書籍化されることに併せて実施された。山岸が描くホラーはなぜ怖いのかを紐解くロングインタビューのほか、「わたしの愛する山岸凉子ホラー作品」と題された寄稿企画も実施。きたがわ翔松田奈緒子が描き下ろしのイラストとともに作品の魅力を語っている。また、果無館と呼ばれる屋敷を舞台とした「汐の声」の試し読みも収録された。

「コミックダ・ヴィンチ」の枠では原泰久原作による実写映画「キングダム 運命の炎」にフォーカス。原のインタビューでは、原が完成度の高さを絶賛する実写映画についてや、王騎や王騎役を務める大沢たかおの魅力が語られる。また、大沢のインタビューでは王騎にとっての運命の戦いが描かれる同作の撮影に挑む心境などが明かされた。

そのほか今号では「こんげつのブックマークEX」のコーナーにて岡田麿里が映画「アリスとテレスのまぼろし工場」公開に先がけて発売された同タイトルの小説を紹介している。また、北条司原作によるアニメ映画「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」の紹介ページでは、北条が劇場版への思いを語った。なお表紙を飾ったのは大の「ハリー・ポッター」ファンであるというFANTASTICS・八木勇征。「ハリー・ポッター」シリーズ日本語版翻訳者・松岡佑子のインタビューも掲載されている。